2011年12月26日月曜日

2011/12/24 クリスマスイヴ

クリスマス前夜はクリスマス準備のピークです。クリスマスの料理やお菓子の準備をし、クリスマスツリーの飾り付けをします。



夕方には教会に集まり、礼拝とこどもたちによるクリスマスにちなんだ劇の上演があり、こどもたちは教会からのクリスマスプレゼントを受け取ります。

夜には村の男性たちが家々を回り、聖歌を歌う聖歌巡回が行われます。この聖歌巡回にも変化が訪れていることを感じさせる今年のクリスマスイヴでした。

聖歌巡回者たちを待つ必需品

聖歌巡回者たちは歌の合間にお酒を酌み交わしながら
世間話や思い出話をします


2011/12/20 豚の解体その4

屠殺・解体した豚は、無駄にすることなく、加工・保存・利用します。

血の腸詰もそのひとつ。

凝固させた血を挽き、
香辛料などと混ぜて腸詰にします

じゃがいものスープと

2011/12/19 豚の解体その3

脂身の層は塩をまぶしておき、後日燻製にすると、トランシルヴァニアやハンガリーではおなじみの脂身燻製ができます。日本ではなじみのない食べ物ですが、自家製のものは味が違います。

塩をまぶした脂身の層
後日燻製にします

2011年12月19日月曜日

2011/12/18 豚の解体その2

豚の解体後の加工作業は続きます。

脂の部分は、一口大に切ってから揚げにします。脂身の層は塩漬けにして、後日燻します。

肝臓や肉と脂身は、挽いて腸詰にします。

空っぽの腸

香辛料などを加えた挽肉を詰めると、、

約30kg?のソーセージができました


2011/12/17 豚の屠殺・解体

クリスマスが近づいてきました。クリスマスはキリスト教において最も重要な祝日のひとつですが、農村では、そのクリスマス前の重要な仕事のひとつに、豚の屠殺があります。

今年は、今のところ暖冬で、雪がなく、小雨の中での豚屠殺となりました。

豚の屠殺・解体とその加工は数日がかりの大仕事。朝早くから作業を開始し、その新鮮な肉を使った昼食で一息ついたのは日も傾いた頃でした。

数人で協力し合って作業をします

部位ごとに切り分けていきます


豚解体時の典型的な食事
肉と脂の分量が少ないのは個人的な好みです
手で食べるのが正統派とか


2011年11月17日木曜日

カロタセグのクリスマス2011 二次募集中



本場トランシルヴァニア・カロタセグの冬の生活や行事を体験できる「カロタセグのクリスマス2011」。いよいよ約1か月後と迫ってきました。

11月15日の申込期限は過ぎましたが、もうしばらくの間、受付をいたします。

年末年始の12月29日~1月2日を中心に再募集しますが、前半への参加をご希望の方も、一度お問い合わせください。

過去の参加者の感想ブログでの報告もご参考にどうぞ。

2011年11月4日金曜日

2011.10.27-30 東京

10月27日から30日にかけて東京に行ってまいりました。

ハンガリーやトランシルヴァニア、または人類学に縁のある方々を訪問したり、ハンガリー料理とルーマニア料理を味わったり。

金曜は、ある所属学会の研究会に約10年振りに参加し、刺激を受けることができました。

土日はハンガリーの踊りのイベントに参加し、懐かしい方々の顔を拝見したり、新しい方と出会ったり。日曜はトランシルヴァニア・カロタセグの民族衣装や民芸品もご紹介しました。

東京にいた頃には当たり前のように周りにあったものも、離れてしまうと、どうしても触れる機会が減ってしまいます。今後も折に触れて東京をはじめ各地に出向いていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

2011年10月9日日曜日

2011.10.08. 交流フェスタ2011inパルティせとに参加しました

愛知県の瀬戸市国際センター主催の、交流フェスタ2011inパルティせとに参加しました。

ハンガリーやトランシルヴァニアの民族衣装・民芸品・踊りの紹介を担当しました。




踊りは、誰でも気軽に楽しめるようなものをいくつか選んでご紹介しました。女性がほとんどでしたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。

2011年10月5日水曜日

ラーザールは無事帰国しました

ご挨拶が遅れましたが、9月中旬にラーザールは無事ルーマニアに
帰国いたしました。

今回の日本滞在中も多くの皆様にお世話になりました。ありがとう
ございまいした。

今後も各種催しを予定しておりますので、今回お会いできなかった方も、
またの機会にお目にかかれればうれしく思います。

よろしくお願い申し上げます。

2011年9月25日日曜日

センターへのお客様

先日、首都圏の大学の学生さんが、当センターを訪ねて来られました。

卒業論文・卒業制作でハンガリーに関係したことをテーマとして考えており、資料を探しているとのこと。民俗学や舞踊のことにも興味がおありとのことで、他県からはるばるいらっしゃいました。

当センターは、現時点では任意団体で、少ない私財を投じての活動をしております。専従の職員もいなければ、独立した事務所もありません。しかし、夢はたくさんあり、踊りや民俗に関連した図書や資料を集めた資料室的なものを作るのもその一つです。

ハンガリーに関する文献は、日本語の一般的なものは一般の図書館等でもある程度は読むことが可能ですし、ハンガリーに興味のある方なら、ハンガリー文化センターの図書・ビデオサービスについてもご存じの方が多いかと思います。

民俗舞踊に関しては、日本には30年以上前から熱心に活動を続けておられる先輩方が何人もいらっしゃいます。私がハンガリーの踊りを学ぶきっかけをつくってくださったのもそのような方たちで、とても感謝いたしております。

私自身は、90年代よりハンガリーやトランシルヴァニアの踊りに興味を持ち始めました。一足遅かったという感は否めませんが、今まで15年以上かけて現地に通い、住み、手に入る資料を集め、それなりの蓄積ができてきました。

これらの資料を個人で管理するのには限界があります。また、価値ある資料は、一か所にまとめられ、活用できる状態にあってこそ、その価値を発揮できるのではないかと思います。ハンガリーの民俗舞踊に関する資料の多くは、国内で手に入れることは極めて困難であることから、日本において民俗舞踊や民俗文化に関する資料を集め、研究者や愛好者、関心を持つ方たちが活用できるようにするためには、どのような仕組み・場がふさわしいのか、思案中です。

 近い将来、そのような場を作ることができることを夢見て、これからも活動を続けていきます。今後とも皆さまのご支援・ご協力をお願い申し上げます。

2011年9月17日土曜日

民族舞踊ナイト@サルマーレ

一昨年、昨年に続き、今年も名古屋のルーマニアレストラン「サルマーレ」で
当センターのラーザールと大塚が民俗舞踊のイベントに出演しました。

サルマーレは、まさに名古屋にある小さなトランシルヴァニア。現地の雰囲気
あふれる素敵なお店です。

当イベントの2日前は、オーナーのメリンダさんの誕生パーティーでした。
そのときに知り合った方や、遠方から来て下さったルーマニア人の方々、
サルマーレファンの方々、そして懐かしい高校の同級生も来て下さり、
和やかな雰囲気の中、踊りとオーナーのお父さん、フェリさんの演奏を
楽しんでいただきました。


ご来店の皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。

トランシルヴァニアのお菓子

8月26日と9月9日の金曜に、愛知県瀬戸市のわくわく交差店ひし野にて
トランシルヴァニアのお菓子を紹介しました。

昨年に続いてのキュルテーシュは、リピーターの方もあり。今回初めて
ご案内した、4種類のカロタセグ風焼き菓子も好評でした。

トランシルヴァニアに伝わる伝統的なレシピに基づく手作りお菓子を
これからもご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

2011年8月25日木曜日

第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプは無事終了しました

第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプは、おかげさまで無事終了しました。

ご参加いただいた皆様、スタッフ・関係者の皆様、ありがとうございました。

キャンプ中の様子は当ブログやプチマルシェさんのジャーナルにてご覧いただけます。

当キャンプについてお気づきの点がありましたらぜひご連絡くださいませ。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

パラチンタ



トランシルヴァニア・カロタセグ地方の軽食「パラチンタ」。発酵させた生地を揚げて作ります。中に何も入っていないもの、野菜や乳製品、果物を入れたものなどありますが、今回、長野ではキャベツ、きのこ、りんごの三種類を作ってみました。本来のものより油を控えて作ってみると、信州の「おやき」にも少し似ているとの声が。

皆さんはどんなパラチンタがお好きですか。

2011年8月20日土曜日

豚の脂身焼き

豚の脂身(ベーコン)を直火であぶって食べるのは、トランシルヴァニアで人気のレジャーのひとつです。

本来は野外でするものですが、今回、長野で、炉端脂身焼きをしてみました(雨天のため)。


焼いて溶けた脂を、野菜をのせたパンにたらして食べるのは、初めての人ばかりでしたが、思わぬおいしさを発見したようでした。

2011年8月19日金曜日

長野カロタセグ民俗文化キャンプでの生活

前の記事で、長野カロタセグ民俗文化キャンプ企画の意図について少し説明しました。今回はキャンプでの実際の生活について少しご紹介します。

当キャンプでは、参加者はテントや近隣の宿泊施設等に宿泊し、午前から夜まで、各種プログラムに参加できる他、農村生活の体験をすることができます。


家畜とのふれあい


トランシルヴァニアの農村では、多くの家で牛、豚、馬、鶏などの家畜を飼っています。長野カロタセグ民俗文化キャンプの会場のプチマルシェさんでは、山羊を飼っていて、山羊に餌をやったり、触れ合ったりすることができました。まだ若い山羊ですが、来年以降は、乳搾りもできるかもしれません。



薪作り

トランシルヴァニアの多くの地域でもそうですが、今回の会場周辺でも、薪は暖をとるのに重要な燃料です。


畑の整備・種まき

新鮮な野菜の採れる夏は、畑で過ごす時間も長いです。


ドラム缶風呂
 トランシルヴァニアの田舎では、お風呂のない家も珍しくなく、鍋等でお湯を沸かし、たらい等を用いて体を洗います。今回の長野のキャンプでは、ドラム缶風呂を利用しました。薪を使って火を起こし、お湯を沸かします。屋外での入浴は、都会では経験できないもので、参加者の方にも予想外に好評でした。

長野カロタセグ民俗文化キャンプについて




民俗舞踊や歌などを学ぶのも、もちろんこのキャンプの目的のひとつですが、それだけなら従来から都心でやってきた舞踊講習会で集中して学ぶことができました。ですが、民俗舞踊は本来その踊りの生まれた地での生活と切り離すことのできないものです。そこでの生活を理解して、初めてその踊りが理解できるのです。今回長野県の交通の便の決してよくない場所を敢えて会場としたひとつの理由は、そこにあります。

もちろん、長野県はトランシルヴァニアではありませんし、トランシルヴァニアの踊りや文化を体験し、学ぶのにはトランシルヴァニアに行くのが一番いいことは言うまでもありません。

しかし、日本に住む大多数の人にとっては、いくらトランシルヴァニアに興味があっても、気軽に行ける場所ではありません。距離や言葉、費用の問題もありますし、なにより情報が少ないです。私自身、思い立ってから実際に足を踏み入れることができるまで、約2年かかりました。情報や言葉の問題が解決できても、物理的な問題で、往復約3日くらいかかります。せっかく行っても、実際に何かを感じ、理解するには1日や2日では十分なはずがありません。残念ながら、日本で暮らすほとんどの人にとって、1週間以上の休暇を取るのは難しく、トランシルヴァニアの文化を実際に体験するのは容易なことではありません。

そこで、気候や自然との距離、生活スタイルにおいてある程度の類似点がある長野で、もう少し気軽に、かつ複合的に民俗舞踊や文化を紹介しようと考えて企画したのが当キャンプです。 

地元の方たちとの交流

8月17日、地元の伊那節保存会の方たちが第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプを訪問してくださいました。

トランシルヴァニア名物筒状焼き菓子「キュルテーシュ・カラーチ」をご賞味いただいた後、トランシルヴァニア・カロタセグ地方の踊りと伊那の踊り・唄で交流することができました。



それぞれ、活動の拠点となる場所は違いますが、古くから伝わる美しい文化を大切にして、伝えていこうという考えは共通するものです。とても楽しく貴重な時間となりました。ありがとうございました。

長野でトランシルヴァニアの民族衣装展を開催中です

第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプと同時開催で、トランシルヴァニアの民族衣装展を長野県伊那市のプチマルシェさんにて開催中です。



カロタセグ地方のビーズ刺繍ベストやエプロンとスカートのセット、約30種類のスカーフ、ルーマニアのブラウスやスカート、リネン類、民俗音楽のCDなど、約100点を展示販売しています。

残り期間も少なくなりました。ぜひお早めにご覧ください。

長野日報に掲載されました

2011年8月16日 長野日報 

記事の本文はこちらのリンクからも読むことができます。

2011年8月18日木曜日

信州の文化

せっかく長野にお邪魔しているので、会場から少し足を伸ばしてみました。

高遠城址付近からの展望

木地師工房や高遠焼の窯元が並んでいました

木地師工房を見学させていただきました。木の器、やはりいいですね。

2011年8月15日月曜日

トランシルヴァニア名物焼き菓子「キュルテーシュ・カラーチ」を試してみませんか?

トランシルヴァニアやハンガリーで人気の焼き菓子、キュルテーシュ・カラーチ

トランシルヴァニアのキュルテーシュ作り


第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプ野外料理でもとても好評でした。




今回のキャンプの期間中(8月21日まで)、キャンプ会場のプチマルシェさんにてこのキュルテーシュを特別に1本900円で予約販売することになりました。お食事の後に、お土産に、いかがでしょうか。ご希望日の前々日までにプチマルシェさん(0265-96-0657)または当センター(090-8488-2039)まで電話でご予約ください(前日以降のお申込も、お受けできる場合もありますので一度お問合せください)。

長野の新聞に掲載されました

2011年8月14日 信濃毎日新聞(中南信)


2011年8月14日 中日新聞(南信)

開催期間中も、随時参加の受付をしていますので、プチマルシェさん(0265-96-0657)または当センター(090-8488-2039)までお問合せください。

第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプが始まりました!

8月12日(金)、第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプが始まりました。

初日は午後に会場入り。会場のプチマルシェさんは意外と山奥にあります。ところどころに案内板は出ているものの、心細くなった参加者の方もいたようです。しかし、生活の厳しく大変なところにこそ素晴らしい文化があるとも言われます。これから到着される方、ぜひこの山道も文化体験・文化理解のひとつと考え、楽しんでください。

プチマルシェさんへの道


各々宿泊場所に荷物を置き、みんなそろっての最初のプログラムは、自己紹介とトランシルヴァニアのロマ人(ジプシー)に関する座談会。夕食後はカロタセグ地方のロマの踊りと牛の出産、そしてカロタセグの洗礼式の映像を上映しました。

明けて13日(土)、朝食後、まずはじゃがいも掘りです。じゃがいもは、トランシルヴァニアやカロタセグでもとても重要で大切な作物のひとつで、じゃがいもを栽培していない家はないといっても過言ではないほどです。トランシルヴァニアと長野、場所は違いますが、同じような光景が繰り広げられました。

じゃがいもの収穫作業
波型のつば広むぎわら帽子がカロタセグ風

じゃがいも掘りの次は、薪割りです。トランシルヴァニアでも、伊那のプチマルシェさんの周辺でも、暖房やお風呂、炊事のために薪は欠かせません。


意外に力の必要な薪割り


続いて、メインプログラムでもある、民俗舞踊です。新聞各社からも取材に来てくださいました。カロタセグのハンガリー人とルーマニア人それぞれの踊りを紹介した後、実際に参加者の方も、カップルダンスの「チャールダーシュ」を一緒に踊ってみました。カロタセグの踊りは初めての方がほとんどで、勾配のある草地ですが、楽しく踊ることができました。

踊りの後は、トランシルヴァニア風、野外料理です。ひき肉にスパイスを利かせ、棒状に形作って焼く、ルーマニア・トランシルヴァニア名物の「ミッチ」や肉類のグリル3種、フライドポテト、ルーマニア風にんにくソース、トマトときゅうりとたまねぎの甘酸っぱいサラダに参加者の方の即興キャンプ料理も加わり、おいしく楽しくいただきました。屋外での食事は、自然と箸も進みます。(トランシルヴァニアでは普通箸を使いませんが、今回は、使用後火にくべることができる割箸を使用しました)

一緒に「ミッチ」を作る

ひとしきり食べた後は、トランシルヴァニア名物焼き菓子「キュルテーシュ・カラーチ」を作りました。

キュルテーシュを焼く

参加者もキュルテーシュに挑戦

お腹が落ち着いたら、再び踊りを踊りました。

男性舞踊も!?



2011年8月12日金曜日

第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプが始まります

いよいよ、本日より第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプが始まります。

初日にはトランシルヴァニアに関する一般的なお話や民俗舞踊の実演を
予定しています。

また、13日土曜には民俗舞踊の講習のほか、野外料理とトランシルヴァニア
名物筒状焼き菓子キュルテーシュ・カラーチの実演販売を予定しています。

トランシルヴァニアの民族衣装展も期間中同時開催します。

多くの方々とお会いできるのを楽しみにしています。

2011年8月11日木曜日

トランシルヴァニアの民族衣装展


8月12日から22日の第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプの期間中に、同時開催にてトランシルヴァニアの民族衣装展を長野県伊那市のプチマルシェさんで行います。


トランシルヴァニアの民族衣装やクロス類、小物などを間近で見てお買い求めいただける滅多にない機会です。ぜひお出かけください。

日本に到着しました

トランシルヴァニアのカロタセグよりはるばる40時間、日本に到着しました。航空会社の都合により、急遽経路変更となり、到着時刻も大幅に遅れ、予想外の長旅となりました。



12日からの第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプに向けて、最後の調整です。皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。

2011年8月2日火曜日

トランシルヴァニア名物筒状焼き菓子「キュルテーシュ・カラーチ」


キュルテーシュ・カラーチはトランシルヴァニア名物の焼き菓子で、ハンガリーでも、お祭の屋台などで人気があります。トランシルヴァニアではお祭などではもちろんですが、日曜などに家庭でも親しまれているお菓子です。

甘い菓子パンのような生地を木の棒に巻きつけ、炭火で焼きます。焼けたら木の棒から外し、筒状のお菓子ができあがります。外側はパリッとカラメリゼされ、中はやわらかい、焼きたてがお勧めです!

8月12日から22日まで開催する第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプの期間中にも、このキュルテーシュの実演販売を何度か予定しています。

この珍しいお菓子を、この機会に試してみてはいかがですか?

長野カロタセグ民俗文化キャンプについては、サイトをご参照ください。

2011年7月27日水曜日

第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプ


トランシルヴァニア日本民俗文化センターとしての初の事業は、第1回長野カロタセグ民俗文化キャンプです。駐日ハンガリー共和国大使館と日本ハンガリー友好協会の後援をいただきました。

カロタセグは、現在のルーマニアの北西部トランシルヴァニア地方の中の西北部に位置し、ハンガリー系の住民が多い地域です。独自の美しく豊かな民俗芸術は、あらゆる人の心をつかんで放しません。

トランシルヴァニアでは、1990年代より民俗文化キャンプが開催されるようになり、民俗舞踊や音楽を中心に、その他の民俗文化を、それが生まれ、育まれてきた地で実際に経験したり学んだりできる機会となっています。

当キャンプでは、トランシルヴァニア現地ではありませんが、その雰囲気を彷彿とさせる長野県伊那市、ヨーロッパの郷土料理と西洋民芸の店「プチマルシェ」を舞台に、カロタセグの民俗文化を満喫することができます。

期間は2011年8月12日(金)~22日(月)。このうち都合のよい2泊以上を選んで参加できます。開催日も迫ってまいりましたので、ぜひお早めにお申込ください。

当キャンプの詳細はトランシルヴァニア日本民俗文化センターのサイトをご覧ください。お申込もサイトからできます。

多くの方のお申込をお待ちしております。ぜひ一緒にこのイベントを成功させましょう。

カロタセグについてや、これまでの活動については、カロタセグブログもご参照ください。

2011年7月26日火曜日

ブログ開設

トランシルヴァニア・カロタセグに関する活動について、これまでカロタセグブログにて報告して参りました。

今後、トランシルヴァニア日本民俗文化センターの活動に関しては、当ブログにてご報告します。

今後ともよろしくお願いいたします。