2014年11月17日月曜日

2014.11.15. ハンガリーのジプシー音楽と民俗舞踊の出会い(愛知県瀬戸市)

愛知県瀬戸市のパルティせとにて、「ハンガリーのジプシー音楽と民俗舞踊の出会い」を開催しました。 

多くの方にご来場・ご参加いただき、楽しい会となりました。観客の皆様、準備・運営をお手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。

次回の催しは、11月24日(月・振替休日)、東京・赤坂区民センター区民ホールでの「ハンガリー文化の日」です。たくさんの方のご来場をお待ちしています。 


観客に近づいて演奏する古館さん


ジプシートリオの演奏によるカロタセグの民俗舞踊

観客の皆様にも踊りに参加

終演後は展示を見たり出演者と直接の交流

次は東京で会いましょう!

2014年11月14日金曜日

2014.11.13 ラーザール・アティッラが無事日本に到着しました。


11月13日夜、ラーザール・アティッラが無事日本に到着しました。

15日(土)、愛知県瀬戸市での「ハンガリーのジプシー音楽と民俗舞踊の出会い」を皮切りに、一連の催しが始まります。当日券もございますので、当日思い立った方も、ぜひご来場ください。

16日(日)には京都で舞踊講習会、24日(月)には東京で「ハンガリー文化の日」に出演します。

ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。


2014年11月9日日曜日

【出演者紹介】菊池 広輔さん

2014年11月24日(東京・赤坂)の催しに出演する、ピアノの菊池広輔さんの紹介です。




1990年東京都生まれ。4歳よりピアノを始める。
 
東京音楽大学、同大学大学院修士課程を経て、現在同大学大学院博士後期課程第1学年に在籍中。

播本枝未子、土田英介の両氏に師事。
 
これまでに、北本ピアノコンクール、日本演奏家コンクール、彩の国・さいたまピアノコンクール、コンセール・マロニエ21などのコンクールにおいて、第1位あるい
は入賞を果たしている。

【出演者紹介】コハーン・イシュトヴァーンさん

2014年11月24日の催しに出演するクラリネットのコハーン・イシュトヴァーンさんの紹介です。



ハンガリー・ブダペストで、クラリネット奏者の父とフルート奏者の母という音楽一家の下に生まれる。

6歳でハンガリー国立音楽学校にてソルフェージュとリコーダーを、8歳の時に父親の手ほどきでクラリネットを始め、翌年には国立マダーチ劇場で1,500人の観客を前に舞台デビューを果たした。

13歳でバルトーク音楽院(高等学校)英才教育コースに入学。2013年ハンガリー国立リスト音楽院(大学)卒業。音楽院在学中、カルリーノ国際音楽コンクール(イタリア)第1位、アントンエベルスト国際クラリネットコンクール(セルビア)第1位、国際クラリネット協会(ICA)主催ヤングアーティストコンクール史上最年少第1位など、国内外計15のコンクールで優勝・入賞する快挙を成し遂げる。

第11回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞受賞。ハンガリーの若手芸術の分野で最も権威のある賞「ジュニア・プリマ・アワード」2013年度受賞。2013年7月に活動拠点を日本へ移し、演奏活動を行っている。

現在、特別特待奨学生として東京音楽大学大学院1年在学中。

【出演者紹介】大塚 奈美

2014年11月15日と24日の催しに出演する民俗舞踊の大塚奈美の紹介です。



愛知県出身。

4歳より音楽を学び、ハンガリーのコダーイやバルトークの音楽と出会う。7歳よりクラシックバレエを学ぶ。お茶の水女子大学文教育学部舞踊教育学科に進学後はモダンダンスも学び、課外活動でハンガリーの民俗舞踊と出会った。

お茶の水女子大学大学院人文科学研究科舞踊教育学専攻に進学後はハンガリーの民俗舞踊を研究対象とし、ハンガリーの民俗復興運動である「ターンツハーズ運動」に関して研究し、修士(人文科学)の学位を得た。修士取得後はハンガリー政府奨学金留学生としてエトヴェシュ・ロラーンド大学民俗学科、舞踊芸術専科大学民俗舞踊専攻、ハンガリー科学アカデミー音楽学研究所民俗舞踊部門等で聴講・研究。帰国後総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻博士後期課程(国立民族学博物館)に進学した。同課程を単位取得満期退学後、大阪大学外国語学部非常勤講師(2010年前期)を経てハンガリー政府奨学金留学生としてセゲド大学民族学・文化人類学科に留学、舞踊人類学を学んだ。

帰国後はトランシルヴァニア日本民俗文化センター代表及び愛知県ハンガリー友好協会理事としてハンガリーやトランシルヴァニアと日本の文化交流に携わっている。

2012年のターンツハーズ運動40年に際しては、ブダペストで開催された記念国際会議に招聘され、ハンガリー語で口頭発表を行った。2013年1月にはターンツハーズ運動40年・無形文化遺産指定記念事業を日本の複数の都市で行った。

【出演者紹介】ラーザール・アティッラ

2014年11月15日と24日の催しに出演する民俗舞踊のラーザール・アティッラの紹介です。



旧ハンガリーのトランシルヴァニア・カロタセグ地方ボガールテルケ出身。

カロタセグ地方民俗舞踊継承指導者。テュレの「ジェンジュヴィラーグ(すずらん)」民俗舞踊団及びグルバウ民俗舞踊団の設立指導者。

第1回国際男性舞踊コンテスト(ハンガリー)特別賞受賞、ロタセントキラーイ国際民俗音楽・舞踊キャンプ男性舞踊コンテスト第三位・特別賞受賞。 

民俗文化の宝庫といわれるトランシルヴァニア・カロタセグ地方で生まれ育ち、その伝統を次世代に伝えることのできる貴重な存在として地元及び国外で活躍。2013年には、地元カロタセグの人によるカロタセグの人のための男性舞踊大会を発案・実現させ、それまでにはなかった地元中心の催しとして注目を集めた。

2005年の初来日以来、日本での民俗舞踊指導・出演を多数経験。現地の民俗文化に関する幅広い知識と経験に基づいた話やユーモアとエネルギーに満ちた公演・講習は毎回好評を得ている。

子ども向け、一般市民向けから愛好者向け、学術機関向けまで、様々な対象に対応した内容を提供する。

【出演者紹介】バログ・デジューさん

2014年11月15日と24日の催しに出演する、ジャズピアノのバログ・デジューさんの紹介です。






ブダペスト生まれ。バルトーク・ベーラ音楽院にて10年間クラシック音楽を学んだあと、世界的に有名なジャズピアニスト、サクチ・ラカトシュ・ベーラの門下生となる。

16歳の頃から次第にハンガリー国内外のジャズクラブで演奏するようになり、2000年には、Trio Heaven というグループで、ブダペスト国際ジャズフェスティバルのコンテストで優勝。

2004年から、Second Floor Jazz Quartett というグループでモンテカルロにあるホテル・ド・パリの最上階にあるアメリカン・バーや、同じくモンテカルロやモナコのカジノやキャバレー、ジャズクラブ、特に有名なモナコ・スポーティングで演奏。2012年3月には、同グループでモナコのアルベール王子の誕生日での演奏に招かれた。また同じ年に、シャーンドル・ラカトシュJr. の3か月のヨーロッパツアーに招かれ、クラシックからサロン音楽まであらゆるジャンルを演奏した。同年10月にブダペストにある歴史の古い、首都大サーカスにソロピアニストとして登用される。2014年にローランド主催のブダペストで最も由緒あるニューヨーク・カフェで開催されたバー・ピアニスト・コンクールにて優勝、観客特別賞を受賞、加えて2014年のベストピアニストに選出され、これから益々の活躍が期待されている。

【出演者紹介】コヴァーチ・カーロイさん

2014年11月15日と24日の催しに出演する、チェロのコヴァーチ・カーロイさんの紹介です。



ブダペスト生まれ。有名な音楽一家に生まれる。

父方の祖父はヴァイオリニストで指揮者、曽祖父はヴィオラ奏者。父はチェリストでコントラバス奏者。

母方の祖父はコントラバス奏者、曽祖父はヴァイオリニスト、母はピアニスト、妹もピアニストである。

6歳の頃からチェロを始め、8歳のときにジプシー音楽の黄金期を作った指揮者でヴァイオリニストのファルカシュ・ジュラ率いる、ライコー芸術学校のオーケストラに入団を許される。そして、そのオーケストラのコンサートツアーで世界中を巡業して回った。

ライコー芸術学校では、ファルカシュ・ジュラ、メーサーロシュ・ティヴァダル、モチャール・フェレンツ、セクフー・カーロイの各氏に師事。その後、シャーンタ・フェレンツ、デ-キ・ラカトシュ、プカ・カーロイ等、世界的に有名なジプシーヴァイオリニストのバンドメンバーとして活躍。また、サライ・アンタルの要請でハンガリー国内で有名なホンヴェード民族舞踊団にソロチェリストとして10年間在籍。

ジプシーチェリストとしてだけでなく、クラシックの分野でも、「ベル・カント・レストラン」にて、オペラ歌手等と毎日の演奏ステージをこなした。サライ・アンタルのバンドでは、シドニーのオペラハウス、ニューヨークのカーネギーホール等で演奏。最近では、横浜の高級レストラン「アルテリーベ」でバンドリーダーとして何度も来日している。

【出演者紹介】古館 由佳子さん

2014年11月15日と24日の催しに出演する、ジプシーヴァイオリンの古館由佳子さんの紹介です。



岩手県宮古市出身。桐朋学園大音楽部卒ハンガリー・ブダペストにて、ボロシュ・ラヨシュ、ヴァイダ・バルナバーシュにジプヴァイオリンを師事。 2006年、ハンガリー国際ジプシーヴァイオリンコンクールにて、審査員特別賞、レメーニ・エデ協会賞、ハンガリー演奏家・舞踊家協会賞をそれぞれ受賞。ロマ民族以外で、またアジアの女性として初めての受賞として、ハンガリー国内外で話題をさらった。その後、マジャルTV、ドゥナTVに出演、特集番組が組まれた。ジプシー音楽の創始者といわれるツィンカ・パンナの生まれ変わりという噂が流れるほど、ハンガリージプシーの間では知らぬ者のない存在となった。ヴァイダ・ジプシー・コンサート・オーケストラの共同設立者兼ソリスト。

2012年6月には、ハンガリー国立博物館のコンサートに招聘され、大成功をおさめた。

これまでに、シャーンタ・フェレンツ、ロビー・ラカトシュ、ラースロー・ベルキ等と共演。特に日本では、自らのジプシーバンドを率いて、コンサート演奏、ディナーコンサート等、活動中。NHK深夜便出演、ジュラ市ハンガリー=日本文化交流協会東京代表。レインボータウンFM『上野淳の東京☆夜会』準レギュラー出演中。

ジプシー音楽のほかにも、ポピュラーヴァイオリニストとしては、2006年にiTunesで発売した「宮崎駿の世界」は年間ベストアルバム3位になり、現在は同iTunesの台湾版でも上位にランクインしている。

宮古市の実家は先日の津波で被災。

【催し案内】2014年11月24日(月・振替休日)駐日ハンガリー大使館主催「ハンガリー文化の日」




2014年11月24日(月・振替休日)、東京都港区の赤坂区民センターにて、駐日ハンガリー大使館主催の「ハンガリー文化の日」を11時からと14時半からの2回、2つのプログラムで行います。

第一部はハンガリーで認められた日本人ジプシーヴァイオリニストの古館由佳子さんを中心としたジプシートリオによるジプシー音楽と、民俗芸術の宝庫トランシルヴァニア・カロタセグ地方の伝統的民俗舞踊を受け継ぐラーザール・アティッラとハンガリー・トランシルヴァニアで民俗舞踊を学んだ大塚奈美による民俗舞踊をお楽しみください。

第二部では新進気鋭の若手クラリネット奏者コハーン・イシュトヴァーンさんとピアノの菊池広輔さんがハンガリーに縁の深いクラシック曲などを演奏します。

催しの案内やチケット購入方法については、当センターのイベント案内ページをご覧ください。

【催し案内】2014年11月15日(土)「ハンガリーのジプシー音楽と民俗舞踊の出会い」(愛知県瀬戸市)

2014年11月15日(土)13時より、愛知県瀬戸市のパルティせとにて、「ハンガリーのジプシー音楽と民俗舞踊の出会い」という催しを行います。

ハンガリーで認められた日本人ジプシーヴァイオリニスト古館由佳子さんを中心としたジプシートリオと民俗芸術の宝庫トランシルヴァニア・カロタセグ地方の民俗舞踊を継承するラーザール・アティッラが共演する初の試みです。

事前決済の前売券なら一般で1,500円と気軽にご参加いただけます。当センター会員は1,000円、お誘いあわせの上、ぜひご来場ください。事前にご都合のわからない方も当日券1,800円で入場いただけます。

催しの詳細や前売券のお申し込みについては当センターサイトのイベント案内ページをご覧ください。