2012年1月8日日曜日

2011/12/29 カロタセグのクリスマス2011後半(1)

この年末年始のトランシルヴァニア文化体験は、後半がメインとなりました。

29日未明に1人目の参加者を迎え、休息もそこそこに、早朝の列車で、まだ暗い中、トランシルヴァニアの中心都市クルージュ・ナポカ(コロジュヴァール)に向かいました。

列車で到着する参加者グループと無事合流した後、お茶屋さん「桜」を訪問しました。経営者の川井さんはクルージュ・ナポカで長年文化活動を続けておられます。私がトランシルヴァニアでの生活を始めてしばらくして、当地の日本人コミュニティに関して調べていた頃にその存在を知って連絡を差し上げたところ、快くお返事を下さり、以来、懇意にしていただいています。今回は、川井さんと奥様の佳代子さんのご厚意で、お店をお借りし、朝食をご一緒させていただきました。

長旅の後でほっと一息
ようやく日も昇ってきました

自己紹介も兼ね、楽しく会話をしながらおいしい朝食をいただいた後は、街に繰り出しました。

聖ミハーイ教会の前で

博物館2軒と教会1軒を見学し、再び「桜」で、今度は香川県出身の川井さんが自ら打ってくださった、手打ちのうどんをいただきました。日本を離れて味わう手打ちうどんに、一同感激。川井さん、佳代子さん、ありがとうございました。

さて、市場で買い物をした後、列車で村に向かいます。

帰ると日も落ち、すっかり夜の雰囲気。北欧ほどではないですが、やはり冬は昼間が短いです。

さて、盛りだくさんのプログラムが当企画の特徴のひとつ。内輪では、通称「生き残り合宿(túlélő tábor)」と呼んでいるくらいです。

帰ると、早速豚の肝臓腸詰作り開始です。


肝臓その他香辛料などを挽いて腸に詰めます


できあがり

ソーセージと煮凝り作りの体験もする予定でしたが、参加者の皆さまにとっては長旅の後の早朝からの活動だったため、ソーセージ作りは省略、煮凝りはこちらで作りました。生き残り合宿といっても、臨機応変にやるのがトランシルヴァニア流です。

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